松下幸之助 夢を育てる―私の履歴書

本書を読んで松下幸之助さんのスケールの大きい経営感覚に驚きました。
自分の会社だけではなく、日本全体の振興を考えているという点に感銘しました。
戦前〜戦後〜高度経済成長時代という激動の時代の流れの中で、企業がどのような道へ進むべきかについて道を示した人だと思います。
現代の起業家にも必要な精神であると感じました。


巻末の解説でこの本は読み手が自由に解釈すべきだと結んであったのでそうさせてもらうと、松下幸之助が「経営の神様」たる所以は次の3つにあると思った。
1、洞察と気付き→現状に安住しない2、人情→無駄な敵を作らない3、理念→判断・行動が一貫している経営者として必要な能力/人柄/考え全てを松下幸之助のように兼ね備えた人が今の世の中にどれくらいいるだろうか。
読んでから、経営者でなくとも、自分も松下幸之助のように晩年まで「若く」あり、成長し続ける人間でありたいと思った。


これは、幸之助さんに限らず、この本のベースとなっている日経新聞の終面に掲載されている「私の履歴書」という連載が、初めてその人に触れる人でもわかりやすい内容とすることを心がけているからだと思います。
もちろん、逆に「内容が浅く、もっと深い内容が知りたい」と思う人には物足りないところがあるとは思いますが・・・この本で興味を持ったら、他の幸之助本を読んでみると、他の本もより理解できるのではないでしょうか?




I respect two Japanese 松下幸之助 and Honda Soichiro.I think they are the greatest who contribute on the world not only on Japan.This small book provoked me very much.Especially、 his though about establishmnet date as 1932. 5.5 makes me to resemble him. 松下幸之助 grandfather、 Thank you very much!