たかがMBAされどMBA ビジネス最前線11人の勇気ある仕事選び

たかがMBAされどMBA ビジネス最前線11人の勇気ある仕事選び

たかがMBAされどMBA ビジネス最前線11人の勇気ある仕事選び

タイトルからして、MBA取得の是非について書かれているのかと思いきや、優秀なビジネスパーソンが「どのようにしてキャリアを切り開いていったのか」、「どのような視点でビジネスに取り組んでいるか」といったことが主な観点でした。
現在の仕事に対して悩んでいる時こそ、本書がお勧めです。
小さな世界で悩んでいる自分を感じることができました。


「俺もがんばらなきゃ」と思うと同時に「今のままではダメだ」と危機感も感じました。
日々の仕事に流されず、自己をしっかりと持って主体的に考え、行動していかなければと痛切に思いました。
タイトルからして「こむずかしい本か?」と思われてしまうかもしれませんが、単純に面白くて、元気をくれる本です。


読み終わると「なにかやってみよう」という気分にさせてくれる、活力を与えてくれる一冊だった。




本書は11名のMBAホルダーの方々へのインタビューを通してその人となりや考え方を探っていくものだ。
読み物としてどこまで優れているかは分からないが、各人が「何故MBAを取ろうとしたのか?」、「その後のキャリア形成は?」といった事に比較的分かり易く答えてくれているので素直に読むことができる。
MBAを取得する事は果たして是か非かと本書を含め様々なところで議論されているが、個人的には取れるチャンスのある人はどんどん取るべきだと思う。
チャンスが広がる事は間違いないのだから。