私の財産告白

私の財産告白

私の財産告白

時代の垣根を超えて、歴史に学ぶとはこういうことですね。
100年以上も前に生きた方の知恵を受け取ることが出来ることに妙に感動します。
本田静六氏は蓄財で有名な方です。
著者は1/4を蓄えにまわすというコトを提唱されているが納税額で日本一の記録を作られた斎藤一人さんもまったく同じ話しをされており説得力を感じました。


あまりにもシンプルで、分りやすいので、いかに普段「裏技」「抜け道」的なものを求めているか・・・ということを反省させられます。
また、金持ちになることは終点ではなく、築いた財産を維持し、有意義に金を使い、相続するための骨太な考え方が述べられています。
一年に一度、正月や誕生日に金銭面での人生の軌道修正をするために繰り返し読みたいと思いました。


それは、おそらく読者がまるで本多静六翁の孫であるかのような、優しい語り口調で文章が書かれているからではないでしょうか。
稼ぎのうちから、最初に強制的に4分の一を引き、残りで生活をやりくりするスタイル。
お金がない、お金がない、と叫ぶ人のほとんどが、余ったら貯金しようと考えていると思いますが、この天引き方法は特に言うは易し、行うは難しで、これを生涯にわたり貫き通したのは、本当にすごいことだと思いました。


そんな時に、この本に出合えたことに運命を感じてしまいました。
「自分は生まれ変わった。
今から新しい人生だ。


しかし、こころのどこかに自分の才能で金というのはできるとおもっているので。
宝くじのたぐいは一切てをださず。
しかし、小金はたまる。
ぜひ一読推薦します!!