仕事ができる人の心得

仕事ができる人の心得

仕事ができる人の心得

さすが、小山社長、下記の表敬訪問一つとっても、仕事のやり方・考え方が全然違う。
【表敬訪問】 ----------------------------- 特別な場合を除き、訪問先のトップとはアポイントをとらない。
相手がいなくても、いっこうに差し支えない。
留守の時は置き名刺 をする。


特に専門職ではなく、チームで成果を上げるタイプの仕事をしている人は、とにかく何度も噛みしめるように読むべきです。
今は分からなくても、もがいているうちに必ず分かるはず。
その意味ではとても不親切ですが、この不親切さは読者への親切さの表れだという事を理解できた時、大きな飛躍が待っているでしょう。


プラス小山さん特有のユーモアが加わっており読んでいて飽きさせません。
この手の類の本は山ほど読んでいる口ですが、実際役に立ったコトバとかを整理していくと本書に書いてあった内容が多いことに気がついて驚いたものです。
本書の内容が「こんなことあったり前じゃん」というレベルにまで昇華したいものです。


納得できる部分を実際に実行することで、仕事の質が変わると思います。


非常に面白い本である。
名経営者の本といえば、精神論中心の本が多いが、この本は、そこから一歩進んで、著者特有のビジネス哲学を具体的ノウハウへと昇華させている所が、非常に面白い。
賛否両論あるところだろうが、個人的には、買わないと損するたぐいの名著だと思います。