人生を変える80対20の法則

人生を変える80対20の法則

人生を変える80対20の法則

本当にすばらしい一冊でした。
この本の主張を端的に言えば、「自分にとって大事なことに時間や資源を集中させよう・まずその大事なことはなんなのか考えて行動しよう」ということだと思います。
原著の副題のThe secret of achieving more with lessがこの本の内容を端的に示してくれてます。
前半のビジネスに関するところは学生にとっては少し実感がうすかったけど、後半の個人に関する部分は赤ペンなしには読めません笑 逆に前半のビジネスあるいは導入部分のところだけで難しいなと倦厭してしまったり、極端な例を読んで現実味がないと批判したりするのは損な読み方だと思います。




この「80対20の法則」は、アウトプットの80%というのは、インプットの20%の部分によって占められるというのが、その本質です。
そして、成果を生み出す20%の部分に集中し、より大きな成果を目指そうというのが本書の狙いなのです。
ここで大切なのは、まず、その20%部分をきちんと見極めることです。


この実態をふまえて、力加減ができるようになる事も、成功への第一歩。
その事をしっかりと気づかせてくれます。
もちろん学究的に、精緻にすべき事も沢山ある。


ロングテールの法則の本が出てきたことで、改めて読んでみました。
ロングテールの法則が成り立つのはインターネットのようなすべてのものが並び立つ世界の話で、リアルな世界では、やはりこの80対20の法則、・20%の商品で80%の売上げというようなことが現実的な気がします。
古い本ではありますが、錆びれない内容だと思います。

億万長者 専門学校

億万長者 専門学校

億万長者 専門学校

億万長者になる具体的な方法を2000円そこらで買おうと思っている人がいる事自体笑ってしまいます。
本当にそうなら1000万以上はするでしょうね。
内容はマインド面について分かりやすく体系的にまとまっているので実に良書といえるでしょう。
今の自分のマインドが億万長者になれるか否か。


成功に偶然はなく、ルールがあるそうです。
そのルールを声と体と感情を使って学ぶ、普通の本とはちょっと変わった本だと思います。
本を読むというより、著者と対話している感じで、文字だけでなく図解を使った読みやすくイメージに残りやすかったです


そして自分に合った成功のタイプを見極め実現へ向けて具体的な行動指針へと導いていく。
ちょっとした言葉の使い方や、色々な場面での気持ちの持ち方が、結果として大きな違いを生んでいくのを熟知している著者ならではの、分かりやすい、親しみやすい、しかも実行性の高い方法が提示されている。
どういう人を億万長者と呼ぶかにより目指すものが違ってくるが、物心ともに豊かな人生を送りたい人にはお勧めの本である。




つまり、金持ち父さんに影響を受けて、不動産で成功しようと思っても、その人にその素質がなければ、成功できないということです。
ちなみに私は、交渉人としての素質がある気がしますので、この部分を今後伸ばしていきたいと感じました。
内容的に成功した後のダークサイドまで及んでいれば言うことはなかったのでしょうが、10年かけて成功した場合は、時間と努力いう代償を負っているため、ダークサイドはある程度回避できるのかもしれませんね。
全体的に非常に素晴らしい書です。

苦手意識は捨てられる NLP脳トレーニング

苦手意識は捨てられる NLP脳トレーニング

苦手意識は捨てられる NLP脳トレーニング

まずは、NLP入門書として、かなりおすすめの一冊である。
理論もしっかりとしており、さっそく明日からでも使えるテクニックが、数多く掲載されており、とても実用的である。
本としても、とても読みやすく書かれており、万人に読んでいただきたい一冊である。


ぜひとも読んでおきたい一冊である。


この本を読めば、自分が困っているいろいろな状況に応じて、苦手意識をとくためのNLP脳トレーニングを実践できるようになると思います。


NLPとはどういったものか?どういったことに使えるのか?という疑問に対して、最初に簡易な説明が施されています。
NLPの説明後、早速実践です。
実践といっても、本格的に、力をいれて!というものでもありません。


1. 本の題名どおり苦手意識を捨てたいとお考えの人2. NLPについて興味があり、わかりやすい解説を求めている人3. 日常生活のコミュニケーションなどにおいて、NLPの技術を活用したいと考えている人4. NLPで扱われている代表的な用語の意味を知りたい人5. 起業家や、経営者など、高い目標を持っている人6. あまり信じれない内容であっても、否定的な捉え方をしない人上記の中で、2個くらい当てはまれば読む価値はあると思います。
最後に、私は著者が本を出版した意図や著者がどのような人なのかといった観点も意識しながら読むのですが、この本の著者は多くの点で良い評価ができる方だと感じました。
それは著者が重要だと思っている事柄に関しては、わかりやすいように太字で書いてあったり、各章ごとにまとめみたいなものがついており、記憶の整理や、メモ書きがしやすいなど、読者の気持ちを考える事ができていると思えたからです。
このようにNLPの技術が本にも生きていると感じたため、この著者の技術・知識は確かなものだと実感できました。

金持ち父さんの若くして豊かに引退する方法

金持ち父さんの若くして豊かに引退する方法

金持ち父さんの若くして豊かに引退する方法

ロバートキヨサキの本は総て読破した。
そして、記念すべき第一作目がこの本だった。
僕は、早く引退したかったからだ。
だからタイトルに引かれて購入した。


ps 自己管理を行う上で、かなり有効な本だと思います。
タイトルが言わんとする事は分かるけど、中身知らない人はそれで誤解が生まれて毛嫌いされてるんじゃないのかなとちょっと思いました。
もしもそれで読む機会が失われるなら非常に残念なことです。




恐らく、最初にこの本を読んでも話が通るように構成したのだと思います。
通常の指南書と同じようなハウツー本になることを避けているのでしょう、「お金持ちになるための考え方」について殆どが費やさされています。
今回のテーマは「レバレッジ」「コンテキスト」です。


何回も読み直したい一冊です。
ポートフォリオ所得、不労所得を得るために必要な考え方と行動が身につきます。
目標の設定から思考方法など、テクニックではなく、考え方に重点を置いて書いてあることが利点です。
私もぜひぜひ、無知な状態ではなく、知識を磨きつつ行動しています。

ハンディーカーネギー・ベスト

ハンディーカーネギー・ベスト (3冊セット)

ハンディーカーネギー・ベスト (3冊セット)

出張がてらにまとめて読む本を探しているときに、ふとカーネギーの本を読み直してみよう、と思いつきました。
カーネギーベスト」は文庫本の大きさなので出張に持って行くにはもってこいですし、内容も自己啓発書ですから変な精神的バイアスはかからないだろうと思い購入しました。
結果として大正解。
改めて、カーネギーの人間愛にあふれた洞察力と純粋な熱意を文面からヒシヒシと感じました。



ただ少々難を言えば、具体的な事例がやはり時代背景もありいまいちピンとこないような気もした。
だけれども、核心は衝いていると思う。
本書に書いてあるとおり、傍らに携えて本書を何度も咀嚼し血肉化することが最善だと言えるし、決して軽く読み流すような書物ではないと思う。


オーディオCD版が販売されている「道は開ける」「人を動かす」の両方が入っているので、購入しました。
スーツのポケットに入るので、通勤電車の中で、CDを聞きながら、読んでいます。

考具―考えるための道具、持っていますか?

考具 ―考えるための道具、持っていますか?

考具 ―考えるための道具、持っていますか?

「企画型人間」になるための考えるための道具について紹介した本。
広告会社で働く人とかクリエイティブな仕事をする人とか、企画に携わる人とか関係なく、働く社会人であれば誰でも何かしら得る物がある本。
広告会社で働く人って、なんだか華やかでカッコイイなんて思ったりしてますが、実際のところはたくさんの案件を抱え激務で、それでいて常に斬新で面白いアイデアを求められているんですよね。
実際は大変なんでしょう。


1つ1つの考具そのものは、決して真新しいものではありませんが、21の考具を1冊の本にまとめることで、考えることの面白さや無限の可能性を感じさせてくれる点が本作の最大の良さだと思います。
全体的に余白や行間に余裕があるため、線を引いたり、メモ書きをしたりしてもあまり汚くならずにすむところも良いと思います。
今はまだ本作を読んで、引き出しが少し増えただけの状態ですが、生活の中でいろいろな考具を使いながら、引き出しの中を整理して、欲しいものを欲しいときに取り出せるようになりたいです。


イデアは既存の要素の新しい結び付きであるという。
既存の要素をいかに見つけ、結び付けるか。
その作業を漠然と頭のなかではなく、型にはめて行ったたほうが断然効率的だ。


本書にベースになっているのは「アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ」に過ぎない、という定義。
言われてみればその通りだけど、目から鱗が落ちました。
しかも、何か新しいことを思いつかなきゃ、という脅迫観念からも解放された気がします。


トライエラーを繰り返すこと1週間、ついに念願の契約が取れた。
考具の使用後の感想は、みんなで楽しく使えるということにつきる。
本書で紹介されたツール群は以前からあるものだと思うが、個別列挙ではなく『情報を貯める→引き出す→組み合わせる』というアイデア創造プロセスに組み込まれているため、頭と体が反応しやすい。
今後も機会あるごとに本書を開けてみようと思う。

失敗学のすすめ

失敗学のすすめ (講談社文庫)

失敗学のすすめ (講談社文庫)

様々な失敗例をあげ、失敗することがやがて成功につながることを示唆してくれる。
また、成功を維持するためには、「現地」「現人」「現物」を心がけるようにとあった。
ようはよく見て、考えて、足を使って、しっかりと直接物事を向き合うということが大切だということだ。


なるほど、体系化がこのようにできるのか、という面で、非常に面白く読めました。


とにかく、人間がなすことの、実際には、半分しか現していない、ということ。
残り半分は、もしかしたら、起こっていたかもしれなかった、失敗という事象。
世の中、確率から言えば、ある事柄(ことがら、なつかしい表現ですね。


そこで目鱗だったのは、「報告は主観的に書く」と言う点でした。
今までは、誰にでもわかるように、感情を排除して、極力客観的に書くのが正しいと思っていたんですが、「知識化」を有効に行う為には、「主観的」に書いて、読み手の印象を強めた方が効果的だと言う解説はとっても為になりました。


これまでは原因分析して客観的に客観的にしようとしていただけですから。
失敗を前向きに捉えることの大切さを学びました。
同じ過ちを繰り返さないために。
自分も後輩も他の部門の人も…